タイ軍事政権、悲願の「相続税」「固定資産税」の導入へ動く

エマージング・マーケット 東南アジア
タイ軍政首相、相続税と固定資産税導入明言
タイ軍政首相、相続税と固定資産税導入明言 全 4 枚 拡大写真

【タイ】タイ軍事政権トップのプラユット首相・陸軍司令官は12日、軍政が設置した暫定国会で、約2時間にわたり、施政方針演説を行い、年内に相続税、不動産税(固定資産税)を導入すると明言した。

【画像全4枚】

 2005年から続くタクシン元首相派と反タクシン派の抗争の一因が経済格差にあると判断し、貧富の差の是正を図る。首相は詳細を明らかにしなかったが、タイ字各紙は相続税は資産5000万バーツ以上が対象になる見通しだと報じた。

 相続税、固定資産税の導入はタクシン派、反タクシン派の双方の政権で幾度も浮上したが、国会議員、幹部官僚の多くが庶民とかけ離れた富裕層であることから、実現しなかった。プラユット首相は暫定国会の議員の過半数に現役、退役の軍人、警官を充てており、「子分」の数の力で押し切る構えだ。

 施政方針演説で、プラユット首相は取り組むべき課題として、第1に王室の守護を挙げた。次いで、治安維持と外交、社会的不公正の是正と行政サービスの普及、教育改革、医療改革、行政改革、司法改革などに言及した。

タイ軍政首相、相続税と固定資産税導入明言

《newsclip》

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. 「単なる復活ではない」三菱 パジェロ 新型、20年を経てデザインは何を継承し、何を変えたのか?
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. カワサキ『バルカンS』カラー変更モデルを10月1日発売、価格は105万6000円
  5. トヨタ クラウン クロスオーバー改良新型、第5世代ハイブリッド導入で燃費・出力向上…リアデザインも変更
  6. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  7. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  8. 世界一背が低い4ドア車として登場した、初代『カリーナED』【懐かしのカーカタログ】
  9. レンジローバー初のEV、『レンジローバー エレクトリック』発表…航続535km・急速充電22分を実現
  10. ボルボ最小EV『EX30』に「ブラックエディション」、内外装を黒で統一…150台限定で599万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
ランキングをもっと見る