小六統一試験の試験問漏洩、教師4人逮捕 試験委トップ2人は停職に…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

11 日に実施が予定されていた小学 6 年次に受験する全国統一検定試験(UPSR)の科学と英語の試験問題の漏洩が相次いで明らかになった問題で、問題を漏洩させた疑いで4人の教師が逮捕された。

科学の試験問題がインスタントメッセンジャー・アプリの「WhatsApp」を通じて流出していたことが試験前日の10日に判明していたが、翌11日にも英語の試験直前に問題が流出していたことが判明、受験生らはすでに席についていたが試験は急遽中止となり、科学試験と同様に30日に延期されることとなった。すでに試験委員会の理事長と副理事長の2人が停職処分となっている。

警察による捜査では、ペナン州パリト・ブンターの小学校教師4人(男性3人、女性1人)が試験問題を漏洩させた疑いが強まったため逮捕された。うち2人は14日に保釈金を支払い釈放された。警察は漏洩に関わったとして教育省の試験委員会関係者6人やジャーナリスト1人らからも証言を得ている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  6. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  7. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  8. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
  9. ソニー・ホンダ初のEV『AFEELA 1』、量産試作を開始…ホンダの米オハイオ工場で
  10. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る