【ダイハツ コペン 試乗】ジックリ付き合って見えてきたこと…島崎七生人

試乗記 国産車
ダイハツ コペン ローブ
ダイハツ コペン ローブ 全 6 枚 拡大写真

てっきり試乗会では試せなかった素の『コペン』だと思った。ところがそれは間違いで“ブラック内装”は、実はオプションだという。ブラウン内装のほうが標準とは、案外、小洒落ているではないか。

【画像全6枚】

ほかにもジックリと付き合うと、試乗会の1枠では見えてこなかいことがさまざまだ。室内関係だと、インパネ中央の空調ダクトはやはり2つあったほうがいい。ドアミラーも小振りで恰好いいが、その分、視界が少し狭い。

オープン状態のアイドリング時にスカットルシェイクが起こり室内ミラーが揺れる、現状のドアポケット部分を“把っ手”にしたほうがドア開閉時の操作と保持がやりやすい、サンバイザーの正規の格納位置ではフロントスクリーン左右両上角の視界がややケラれる…など。いずれもコペンへの愛情を込めての指摘、である。

MT車の走りは相変わらず気持ちいい。5000km弱をこなした試乗車は、下ろしたてより、シフトとクラッチのタッチが断然なめらかになっていた。エンジンも伸び伸びとした吹け上がりがよく、意のままにパワーを引き出せるし、排気サウンドの小気味よい音質、妥当な音量の排気音も気持ちいい。100km/hは5速で3500rpm+程度だが、室内は至って快適。適度な操舵感と情報を伝える軽自動車としては異例な良質さのステアリングフィールがいい、など。

トップを上げた状態でのトランク容量の大きさは、下手なコンパクトカーを凌ぐ。リッドのオープンは室内コンソール内のスイッチで、閉める際には電気仕掛けのオートクローズというのがスマートだ。 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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