ローコストで高精度…騒音に負けずクリアに通話できるNTTのマイク

エンターテインメント 話題
利用イメージ
利用イメージ 全 3 枚 拡大写真
 日本電信電話(NTT)は24日、100dBの騒音下(工場内や電車通過中のガード下など)でも、高品質な通話や高精度な音声認識を可能とする「小型インテリジェントマイク」を開発したことを発表した。

 小型インテリジェントマイクでは、安価な汎用マイク素子2~3個を使用。目的とする音声とそれ以外の雑音を高精度に推定して分離する「音響信号処理技術」を組み合わせることで、高騒音環境下でも、話者の音声を明瞭に集音可能とした。

 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ(NTT-AT)が、今回NTTが開発した「小型インテリジェントマイク技術」を取得。ソフトウェアライブラリ「インテリジェントマイクライブラリ(仮称)」を10月より販売。その他、さまざまな商品/サービス/ソリューションとして提供していく予定。

 なおこれまで、NTTでは、“単一マイク”で構成される機器でも、高品質な通話・録音、音声認識を可能とする「背景雑音抑圧技術」、カメラでズームするように遠く離れた場所(約20m)から指定した人の声のみをクリアに集音可能な「ズームアップマイク技術」などを開発している。

NTT、騒音下でも高品質通話が可能な小型インテリジェントマイクを開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る