【メルセデスベンツ Cクラスワゴン新型発表】ワゴンとしての機能性を追求したモデルチェンジ

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ Cクラスステーションワゴン
メルセデスベンツ Cクラスステーションワゴン 全 8 枚 拡大写真

フルモデルチェンジしたメルセデスベンツ『Cクラスステーションワゴン』は、セダンと同様に、アジリティとインテリジェンス、つまり、優れた走行性能と安全性や快適性が大幅に引き上げられた。更に、ワゴンとしての機能性を追求した。

このCクラスステーションワゴンは、「現代の多様でアクティブなライフスタイルを彩るクルマだ」とは、メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長の上野金太郎氏の弁。「最大積載容量は1490リットルと、先代を更に25リットル上回る。ラゲッジルームには使い勝手を一層高める、便利な機能を搭載しており、様々なニーズにきめ細かく対応している」と話す。

また、メルセデス・ベンツ日本マーケティング部の亀岡徹さんは、「後席の居住性を上げるためにプライバシーガラスを標準装備したほか、セダンよりも、荷物の載せ降ろしの頻度が高くなるため、電動のテールゲートを採用。また、リアシートの分割をこれまでの2:1の2分割から4:2:4の3分割にしている」と述べる。

上野社長は、「これにより、乗車人数と積載物の形、大きさに合わせ、より柔軟な室内アレンジが可能となった。更にリアシートのバックレストはボタン一つでロックが解除できる装備を備え、力を必要とせず、フラットな積載面を拡大することができる」と使い勝手が向上したことを強調。

そして、リバーシブルラゲッジルームマットが全車に標準装備された。これは、「片面にベロア素材を、もう片面にラバー素材を採用しており、ラバー素材面は簡単に汚れを落とせるため、海や山などのアクティビティで使用された機材や、衣服などの汚れを気にせずにラゲッジルームに積載することが可能となった」と上野社長。

そのテールゲートにはハンズフリーアクセスを一部グレードに採用。「両手がふさがっている時でも、リアバンパーの下側に足を近付けることで、テールゲートを開閉できる便利な機能だ」と、様々な機能性が向上されていることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る