マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年8月の輸出高は638.8億リンギで、前年同月比で1.7%、前月比で4.5%のそれぞれ増加となった。
輸入高は600.2億リンギで、前年同月比で7.6%、前月比で4.4%のそれぞれ増加となった。貿易高は1,239.0億リンギで、前年同期比、前月比共に4.5%の増加となった。貿易収支は38.6億リンギの黒字で、前年同期比で44.9%の大幅マイナス、前月比で6.1%の増加となった。
8月の輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2-5位は中国、日本、米国、タイの順。対日輸出額は68.8億リンギで、前年同月比10.3%の増加となった。液化天然ガス(LNG)と電気・電子の増加が寄与した。1位だったシンガポールは前年同月比で7.5%増加、2位の中国は同21.9%減少、4位の米国が同6.3%増加した。品目別では、電気・電子が215.0億リンギでトップ。それにLNG、精油製品が続いた。