GST課税対象外品目、政府が官報掲載 食品・教育など900品目

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア政府は13日、物品・サービス税(GST)の課税対象外となる900品目超を発表。官報に掲載した。

食料品や教育、公共交通機関など生活に密着したものが対象外となった。

GSTは品目を▽標準税率▽ゼロ税率▽非課税取引▽対象外--の4つに分類して適用する。

ゼロ税率項目は、農産物や食品、基本電気料金、基本水道料金などゼロ税率を適用するもので、▽米▽小麦粉▽パン▽ビスケット▽麺▽砂糖▽塩▽調理油▽茶▽コーヒー▽果物▽野菜▽魚▽甲殻類▽牛肉▽豚肉▽羊肉▽鶏肉▽絵本や参考書、テキストなどの書籍▽新聞--などが相当する。

基本料金内の水道と電気料金(300キロワット/時以下)、生命保険や、教育サービス、高速道路料金、補助金付き「RON95」ガソリン、ディーゼル油、液化石油ガス(LPG)なども含まれる。

非課税取引項目は流通過程でサービス業者に対して課されるが、消費者に対しては直接税を免除するもので、金融サービスや医療サービス、託児所、タクシー(空港タクシー、ハイヤー除く)、バス(貸切バスを除く)、住宅用・農地・一般用途の土地売買、葬祭が該当する。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る