「二輪関係者受賞に向けた積極的な推薦要請」で実現...太田明宏国交相

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太田明宏国交相 自動車関係功労者表彰を語る(28日・国交省)
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太田明宏国土交通相は28日の会見で、自動車関係功労者表彰で初めて二輪車販売店経営者を表彰したことについて、「二輪関係者にとってたいへん喜ばしいことではないかと思っている。関係者の模範として業界のさらなる発展に寄与するものと考えている」と、期待を述べた。

また、この間「積極的に推薦の要請を行うなど受賞に向けた取り組みをしてきた」と語り、同省が二輪関係者の表彰に前向きに取り組んでいることを示した。

大臣表彰は同省が推薦団体を認定。その団体の推薦を経て表彰者が選ばれる。大臣表彰は1960年に始まったが60年にわたって二輪関係者を推薦する団体は存在しなかった。2011年に当時の前田武志国交相が調査を指示し、二輪関係の2団体が認定された。

大臣表彰は、各地方運輸局の局長表彰経験者が、一定期間を経た後に推薦対象となる。

同省自動車課によると、12年に4件、13年に16件、14年に22件と、二輪関係者の運輸局長表彰は増えているという。2014年の二輪関係者の表彰は205人のうちの1人だったが、今度こうした局長受賞者が増えることで、大臣表彰も増えていくことが見込まれている。

《中島みなみ》

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