韓国鉄鋼大手ポスコ、タイ東部に自動車用めっき鋼板工場を着工

エマージング・マーケット 東南アジア

【タイ】韓国鉄鋼大手ポスコはこのほど、タイ東部ラヨン県アマタシティ工業団地で、自動車用溶融亜鉛めっき鋼板工場を着工した。生産能力は年45万トンで、2016年6月の完成を見込む。

 タイ投資委員会(BOI)によると、投資額は約100億バーツ。 

 新工場では溶融亜鉛めっき鋼板と合金化溶融亜鉛めっき鋼板を生産し、タイに進出した自動車メーカーに供給する。

 ポスコは自動車用鋼板を韓国から輸出してシェア拡大を図るには限界があると判断し、タイへの工場設置で東南アジアでの市場開拓に弾みを付ける構えだ。

 新工場の完成で、ポスコの海外での自動車用鋼板生産能力はメキシコ、中国、インドと合わせ、合計年220万トンとなる。

韓国ポスコ、タイ東部に自動車用溶融亜鉛めっき鋼板工場

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  6. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  7. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  8. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  9. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る