スズキのインド新車販売、1.1%減…6か月ぶりに減少 10月

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マルチスズキのディザイア
マルチスズキのディザイア 全 3 枚 拡大写真

インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは11月1日、10月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、10万3973台。前年同月比は1.1%減と、6か月ぶりに前年実績を下回った。

10万3973台の販売台数の内訳は、インド国内が9万7069台。前年同月比は1%増と、6か月連続のプラス。一方、輸出は6904台にとどまり、前年同月比は23.5%減と、2か月連続で減少する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万0589台を販売。前年同月比は2%増と、6か月連続で増加した。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万0453台を販売。前年同月比は6.8%増と、6か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に投入。10月はセグメント合計で6027台を販売。前年同月比は16.7%減と、6か月ぶりに減少する。

マルチスズキの2013年度(2013年4月から2014年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、115万5041台。前年比は、1.4%のマイナスだった。インドでは2014年5月、モディ新政権が発足。同政権の減税延長などの経済政策を受けて、消費者の新車購入意欲が回復傾向にある。

《森脇稔》

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