日産 の中国販売、9%減の10.4万台…4か月連続で減少 10月

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新型 日産 ティアナ(中国仕様)
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日産自動車の中国法人は10月4日、10月の中国における新車販売結果を明らかにした。

商用車や、輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた10月の総販売台数は、約10万4400台。前年同月比は9%減と、4か月連続で前年実績を下回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府の尖閣諸島国有化発表に反発する大規模なデモが発生。その後、日本車に対する買い控えの動きが起きた。しかし、現在では、その影響はほぼ解消する。

日産の10月の中国販売は、前年同月比が9%減。4月は14.7%増、5月は3.1%増、6月は11.1%増と好調だった。しかし、7月は12.3%減と2桁のマイナスに。8月は、減少幅が0.7%と縮小したが、9月は20%減、そして10月は9%減と、減少幅を再び、ひと桁台に抑えた。

10月の落ち込みは、9月に続いて、商用車の販売不振の影響。また、乗用車では、中国最量販のコンパクトカーカテゴリーにおいて、競争激化で販売が伸びなかった。

日産の2014年1-10月の中国新車販売は、前年同期比3.5%増の約98万3500台。日産は2013年、中国で前年比17.2%増の126万6200台を販売。2014年については、前年比10.6%増の140万台以上の販売を目指している。

《森脇稔》

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