ルネサス、自動運転のニーズを凝縮したセーフティマイコンを開発

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ルネサスエレクトロニクス、セーフティマイコン「RH850/P1x-Cシリーズ」を発売
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ルネサスエレクトロニクスは、自動運転に向けた運転支援システムのニーズをオールインワンで提供するセーフティマイコン『RH850/P1x-Cシリーズ』を発売する。

センサ・フュージョン、ゲートウェイ、シャシーシステム用途に40nm(ナノメートル)プロセスを採用した車載用32ビットマイコンで、『RH850/P1xシリーズ』のハイエンド版となるRH850/P1x-Cシリーズを2グループ製品化し、『RH850/P1H-C』、『RH850/P1M-C』の名称で2015年2月からサンプル出荷する。

新製品は、セーフティニーズに対応するため、自動車向け機能安全規格「ISO26262」に対応する多数の機能を装備し、セキュリティニーズへの対応としてハードウェアセキュリティモジュールを搭載する。

センサニーズへの対応では、大容量メモリと高性能CPUの採用、ネットワークニーズへの対応として、豊富な通信機能を備えるなど、運転支援システムの実用化に向けた4つのニーズに応える機能を1つのチップにまとめた。

新製品は、運転支援システムの高度化のレベルに合わせ、メモリサイズ、パッケージなどのラインナップを取りそろえており、システムのニーズに柔軟な対応が可能となる。システム開発を支援するため、機能安全解析ツールやパートナーと協業したモデルベース開発環境等のソリューションも今後提供する。

量産は、2016年9月から開始し、2020年1月に月産200万個を計画。エミュレーションデバイスのサンプル価格は10万8000円。

《レスポンス編集部》

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