日本政府、ミャンマーに260億円の支援…首脳会談で決定

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

ティラワ経済特区の整備、中小企業支援などを目的に

日本政府は、ミャンマーに対して260億円の支援を行うことを決定した。

これは、ミャンマーを訪問中の安倍総理大臣とテインセイン大統領による首脳会談で明らかにされた。ティラワ経済特区のインフラ整備や、国内の配電ネットワーク改善強化、中小企業の支援などを目的に支援を行う。

安倍総理大臣は、ASEANサミットとメコン・ジャパンサミット、東アジアサミット、ASEANプラス3に出席するため、ネピドーを訪れている。

南シナ海領土問題、北朝鮮問題で協力を確認

テインセイン大統領との2国間会談で安倍総理大臣は、ミャンマーの民主化と平和社会実現へのプロセスを支持していることを表明。同時に、少数民族、宗教間の争いの停止を希望すると伝えた。

また、南シナ海での領土問題解決に向けて協力し、ASEANサミットなどを通して海洋における法の重要性を主張していくことで合意した。北朝鮮関連の問題についても協力体制を続けることを確認した。

その他、第2次世界大戦中にミャンマーで死亡した、日本人兵士の遺骨収集への協力を要請。テインセイン大統領は、人道的観点からできる限り協力する意向を示した。

(画像:Myanmar Business Networkより)

日本政府、ミャンマーに260億円の円借款供与を決定

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  6. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  7. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  8. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  9. 「輸入するの?」トヨタ『RAV4ハイブリッド』新型が先行して米国発売へ!SNSの注目は「ハンマーヘッド顔」
  10. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る