ロブスター・アクア・テクノロジーズ(LAT)は、サバ州センポルナにある総合ロブスター水産養殖パーク(iLAP)で、世界初となるニシキエビの養殖に成功したと、17日付けのザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
マレーシアはロブスターの大規模な養殖を計画しており、年間40億米ドル(134億リンギ)の世界市場への参入を狙っている。
iLAPの規模は1万ヘクタール。LATはナンヤン・ネクサスとヤヤサン・サバ子会社のイノ・フィッシャリーズの合弁会社だ。
LATのシャリダン・ファイズ社長兼最高経営責任者(CEO)は、養殖の生産により、今後持続可能な方法でニシキエビの生産が可能だと見込んでいるとコメント。ニシキエビの養殖は高度な技術を必要とするため、世界でも成功例が少ないという。
養殖プロジェクトの期間は15年間で30億リンギで、2028年までに2万人分の雇用を創出すると見込まれている。