ドイツの高級車メーカー、BMWグループは12月9日、ハラルド・クルーガー氏を、次期CEO(最高経営責任者)に起用すると発表した。
ハラルド・クルーガー氏は現在49歳。1992年、BMWに入社し、エンジニアとして活躍。2008年12月には、取締役に就任した。
2012年6月には、MINIやロールスロイス、二輪、アフターセールス部門の取締役に。2013年4月からは、BMWグループ全体の生産担当の取締役を務めていた。
ハラルド・クルーガー氏は2015年5月、年次株主総会で承認を受けて、正式にCEOに就任する見通し。なお、現CEOのノルベルト・ライトホーファー氏は、監査役会の会長に退く。
BMWグループは、今回のトップ人事について、「経営陣の世代交代を進めていく」と説明している。