蚊よけ成分配合の塗料、関西ペイント子会社が発表…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(参考画像)
マレーシア(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

関西ペイント子会社のカンサイ・コーティングス・マレーシアが、東南アジア諸国連合(ASEAN)初の蚊よけの塗料を発表した。商品名は「ALES・アンチ-モスQ」で、水ベースの屋内用塗料となる。12月12日付のザ・スター、12月11日付のベルナマ通信が報じた。

ウィリアム・チン社長によると、2年間は防虫効果が続くという。家全体の壁に塗料をコーティングした場合、蚊がとまる表面が少なくなり、蚊がその家を避けて別の場所に飛んでいくことに繋がることが期待できるという。商品の開発段階で実施したテストでも、デング熱を媒介するネッタイシマ蚊の60%、また日本脳炎などを媒介するイエ蚊の80%が「ALES・アンチ-モスQ」が塗布された壁を避けたという。

関西ペイントはマレーシア市場でのシェアを現在の20%から拡大させることを目標としている。

カンサイ・コーティングス・マレーシアはカジャンのブキ・ラジャにある水ベースの塗料プラントに2000万から3000万リンギの投資を行っている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  7. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. “トヨタ色”薄まる日野自動車、三菱ふそう統合後はダイムラー出身の新社長[新聞ウォッチ]
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る