不正資金の国外流出、マレーシアはワースト5位…米民間研究機関レポート

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(参考画像)
マレーシア(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

米民間研究機関グローバル・フィナンシャル・インテグリティー(GFI)は最新の不正資金の国外流出に関するレポートを発表。

マレーシアからの不正資金流出額は2012年489億3100万米ドル(1707億リンギ)、2003-2012年までの10年間で3948億6900万米ドルとなり、145カ国の中でワースト5位にランクされた。

ワースト1位は中国で10年間の累計は、1兆2524億1900万米ドルに達した。2位はロシア(9738億5800万米ドル)、3位はメキシコ(5142億5900万米ドル)、4位はインド(4395億8700万米ドル)。

東南アジアからは、インドネシア(1878億4400万米ドル)が8位、タイ(1716億7900万米ドル)が9位、フィリピン(934億9000万米ドル)が15位、ベトナム(280億5000万米ドル)が29位となった。

GFIによると、地域別ではアジアの不正資金流出が最も多く、世界の40.3%を占めていると分析。この傾向は過去10年以上続いていると指摘した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
  6. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  7. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  8. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  9. オートバックス、中古カー用品買取サービス開始…全国600店舗で
  10. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る