【ダカール15】トヨタ車体 岩瀬社長「市販車部門連覇で、明るいニュースを届けたい」

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トヨタ車体 ダカールラリー2015 参戦会見
トヨタ車体 ダカールラリー2015 参戦会見 全 8 枚 拡大写真

トヨタ車体の岩瀬隆広社長は12月18日に都内で開いたダカールラリー2015参戦発表会で「市販車部門連覇を達成して、皆様への感謝の年となるトヨタ車体70周年最初の明るいニュースを届けたい」と宣言した。

岩瀬社長は「当社のダカールラリー参戦は、『もっといいクルマづくり』に向けた取り組みのひとつとして20年間続けてきた。ダカールラリーに当社が参戦する意義は3つある」と説明。

その1つめとして「世界一過酷といわれる難コースを走破することで『ランドクルーザー200』の圧倒的な信頼性を世界のお客様に示すこと。当社で生産するランドクルーザーの性能を実証するため、1995年の参戦以来、市販車部門での参戦にこだわり続けている」と述べた。

2つめは「刻々と姿を変える厳しい自然が造り出す砂漠や、標高4000mを超える高地など道なき道を走ることで得られる知見を市販車の開発にフィードバックして、もっといいランドクルーザーづくりにつなげること」としている。

3つめの意義は「チームの監督やナビゲーター、運営スタッフに社員を起用して世界の大舞台に挑戦することを通して人を鍛える人材育成。ここで得られる経験、挫折、喜びが人を大きく成長させる。それはラリーカーに乗る選手だけでなく監督、メカニックに加え運営スタッフ全員の会社生活や人生において、何物にも代えがたい大きな財産になると確信している」と強調した。

さらに「社員による手づくりチームで世界の頂点を目指すこと、ランクルの絶対的な信頼性と品質を造り上げ、さらには社員一人ひとりのモチベーションを高め、会社の一体感醸成に寄与している。以上3つの狙いを通して世界のお客様にもっといいランドクルーザーをお届けしたい」とも話していた。

トヨタ車体は「チームランドクルーザー・トヨタオートボディ(TLC)」のチーム名称で、2台のランドクルーザー200と廃油から精製したバイオディーゼル燃料を使用して、ダカールラリー2015に参戦する。

《小松哲也》

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