マレーシアの電気料金、向こう6か月間は値上げなし…テナガCFO「まだ判断できぬ」

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

政府系電力会社テナガ・ナショナル(TNB)は、来年6月30日までの期間に電気料金を引き上げる予定はないと改めて表明した。

TNBのファズルル・ラーマン・ザイヌディ最高財務責任者(CFO)は、原油価格や石炭の価格が下落傾向にあり通貨リンギも不安定であることから電気料金の引き下げに繋がるかどうかはまだ判断できないとコメント。

2014年1月から、6カ月ごとに燃料コストを見直し、ガスや液化天然ガス(LNG)など燃料価格の変動に合わせて電気料金も変更する、コスト消費者転嫁(ICPT)メカニズムが導入されていることから値上げは行わないと説明した。

最近実施されたICPTのレビューでは値上げは必要ないと判断された。次回のレビューは2015年1-6月が対象期間となる。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
  6. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  7. BMW 8シリーズ、「特別な限定車」をモントレーカーウィーク2025で発表へ
  8. 壁紙の「サンゲツ」、回転式パレット「Vパレ」で物流効率化へ…荷降ろし時間を9割短縮
  9. 7月の米国新車販売、トヨタなどHV好調で11.1%増 値上げ浸透前の“駆け込み”も[新聞ウォッチ]
  10. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る