【BMW M3・M4 新型】先代V8比でトルク4割増、新エンジンは「究極のターボ」

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BMW M4
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BMW『M3』と『M4』に搭載されている直列6気筒ターボエンジンは、最新のターボテクノロジーにより、これまでのターボラグはほとんど感じられないレベルにまでに仕上げられているという。

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「実際に乗るとターボテクノロジーはここまで来たかと感じる。もう一昔前のターボラグなどはほとんど感じることはない」と語るのは、BMW Group Japan BMW マーケティング・ディビジョンプロダクト・マネジメント御舘康成さん。

「今回の開発には、本国でツーリングカーレースに参戦しているドライバーも参加しており、彼らレベルの微妙なアクセルコントロールにも十分対応できるレスポンスをしっかりと確保している」。そして、「7600回転まできれいに吹け上がるエンジンなので、パワー、レスポンス、そしてフィーリングを含めて究極のターボエンジンだといえる」と話す。

また、「先代のV8NAエンジンと比較をすると、エンジン出力はほぼ同等(V8の420psから431psに)だが、エンジントルクは約4割増強(V8の400Nmから550Nm)している。しかも、かなり低速回転域からしっかりとトルクが発生しているので、非常に乗りやすいエンジンになっている」と御舘さん。更に、「燃費も3割改善し、12.2km/リットルとなり、十分日常使いに使える性能をこれだけのハイパフォーマンスカーとして確保している」という。

このエンジンはツインターボだ。御舘さんによると、「BMWが通常ツインといっているのは、タービンはひとつで、排気の流路をツインにすることで、排気エネルギーの干渉を抑えているツインパワーターボだが、M3とM4のターボは、ターボそのものが2つある、ツインターボである」と述べる。

また、「ターボはそれぞれのエキマニと一体化するくらいに近いところで接続しているので、ターボラグもなくパワーを出している」と説明。

そして、「システム全体(ターボチャージャー2基)の重量は、BMW『435i クーペ』に搭載のターボチャージャー(1基)と、ほぼ同重量を実現している。これはタービンそのものが435よりも小さいことと、タービン等の素材によるところが大きい。全てのモノが軽量化にこだわっている」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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