【CES15】アウディ Q7 新型、コクピット革命の次は「タブレット」

自動車 ニューモデル モーターショー
公開されたアウディ Q7 新型の内装(CES)
公開されたアウディ Q7 新型の内装(CES) 全 18 枚 拡大写真

ラスベガスで開催されているCES 2015。アウディは6日午前のプレスカンファレンスで、デトロイトショーで発表予定の新型『Q7』の内装モックアップを公開し、『TT』に続く新世代コクピットコンセプトを発表した。

新世代のコクピットアーキテクチャーは、TTでも採用されたメータークラスター内を12.3インチのフル液晶モニタ化して、メーター表示のみならず、カーナビ地図画面などすべてのインフォテイメントをNVIDIA T30グラフィックチップによる高精細なレンダリングで表示するバーチャルコクピットを踏襲している。

また、マルチメディアインターフェイス(MMI)も一新され、アップル「CarPlay」とグーグル「Android auto」への対応も果たした。コントローラーはダイヤルに加えてちょうどスマートフォン程度の大きさの方形タッチパネルがスマートフォンの操作をエミュレーションする。タッチパネルは振動による触覚フィードバックも備え、ダッシュボードにはTTには無かったMMIモニタが復活している。

さらに、後席のパッセンジャーのビデオなどエンターテイメント向けに、前席シートバックに取り外し可能な10.1インチタブレット、audi tabletが2つ装備される。audi tabletでは、ナビゲーションを含めたインフォテイメントの操作が可能で、WiFiで接続されている。取り外したタブレットは、当然車外にも持ち出すことが可能。audi tabletはNVIDIAの最新Tegra4チップを採用している。

新型Q7は2016年モデルとして、2015年夏までには発売される予定。アウディのコクピット革命は後席まで拡大し、プレミアムカーライバルに対して新たな競争領域を提示することになった。

レクサス含めたプレミアムブランドのリアクションが興味深い。

《三浦和也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る