マレーシア11月輸出、前年同月比で2.1%増加…貿易黒字は111.3億リンギに急増

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年11月の輸出高は637.3億リンギで、前年同月比で2.1%増、前月比で2.0%のマイナスとなった。

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輸入高は526.0億リンギで、前年同月比0.1%の増加、前月比17.7%の減少となった。貿易高は1163.3億リンギとなり、前年同期比で1.2%増、前月比では9.8%のマイナスとなった。貿易収支は2011年11月以来の水準となる111.3億リンギの黒字となり、前年同期比で12.6%増、前月比では10倍となった。

11月の輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2-5位は中国、日本、米国、タイの順。日本への輸出額は75.1億リンギで、前年同月比9.6%の増加となった。主に液化天然ガス(LNG)と金属製品、精油製品の増加が影響した。

1位だったシンガポールへの輸出は前年同月比で18.0%増、2位の中国は14.6%マイナス、4位の米国は16.0%増となった。品目別では、電気・電子が229.7億リンギでトップ。これにLNG、精油製品、化学製品が続いた。

伊藤 祐介

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