インドネシア大統領が訪馬、ナジブ首相と首脳会談

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相
マレーシアのナジブ・ラザク首相 全 1 枚 拡大写真

ナジブ・ラザク首相は6日、マレーシアに公式訪問中のジョコ・ウィドド インドネシア大統領と首脳会談を行なった。

国境線問題や労働者派遣問題、経済関係拡大などについて意見を交換。早期解決に向けて努力していくことを確認した。ジョコ大統領は2014年10月に就任している。

両国が領海を主張しているエリアについて、進入した相手国側の漁船に対する法的措置を行なわないことを確認した。ナジブ首相は「追加メカニズムを確立することを約束した」述べた。インドネシアは先ごろ、領海侵犯の外国漁船への取り締まりを強化し、拿捕した漁船を爆破するなど強硬な措置をとり始めていた。

インドネシア人家政婦については、窓口を一本化することなどで合意した。現在、公式ルートを通じてマレーシア国内で働いているのはわずか4000人で、10万5000人が非公式のルートを使っている。マレーシア政府は、インドネシア人労働者の子供のために学校を増やすことに同意した。

マレーシア・インドネシア両国間の貿易は2013年通年で611億リンギ、昨年は年初11カ月で547億リンギとなっており、シンガポール、タイに次いで東南アジア諸国連合(ASEAN)で3番目。全体では6番目の規模となっている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. オートサロンで注目の1台、スバル『S210』ついに抽選申込を開始 限定500台のみ
  2. レクサスの自然吸気V8エンジン搭載『IS 500』、最終章「アルティメット エディション」北米で発表
  3. ホンダWR-Vリコール…シート素材が保安基準に適合しないおそれ
  4. フィアット『グランデ・パンダ』にハイブリッド登場、欧州ベース価格は310万円下回る
  5. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
  6. 「このサイズ感は良い」上陸間近のアルファロメオ『ジュニア』、日本に最適とSNS注目
  7. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、量産仕様のプロトタイプがついに出現! 変更点を完全解説
  8. スズキが日本初公開、エタノール燃料“でも”走れる『ジクサー』、技術のキモとメリットとは…人とくるまのテクノロジー展 2025
  9. ホンダ三部社長「独自開発の次世代ADASをキードライバーに新価値創造に取り組む」…四輪電動化戦略を修正
  10. 「良い意味でイカれてる」V6マーチ『マイクラ350SR』復活に「ヨーロッパの日産は違うな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る