太陽エネルギーだけで世界一周中の飛行機、マンダレー空港に立ち寄り…ミャンマー

エマージング・マーケット 東南アジア
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

太陽エネルギーのみで、世界一周飛行に挑戦
太陽エネルギーで、初の世界一周飛行に挑戦するプロペラ飛行機、ソーラー・インパルス2が、3月10日、マンダレー国際空港に着陸予定である。

ソーラー・インパルス2は、燃料を補給することなく、太陽エネルギーのみで飛行が可能であること、また、エネルギー面と技術面において革新的な飛行機であることから、ミャンマーでは着陸を前に期待を寄せている。
2号機は、大陸横断や大洋横断飛行も可能な設計
ソーラー・インパルスとは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で進めている有人ソーラープレーンプロジェクトで、目標は、太陽エネルギーのみで飛行機を世界一周させることである。

2009年に1号機が初飛行し、2010年には、9時間の夜間飛行をはさみ、連続26時間の飛行に成功、さらに2012年にはスペインからモロッコまで飛行し、初の大陸間飛行に成功した。2号機は、1号機よりも大型化しており、大陸横断や大洋横断飛行が可能な設計となっている。

飛行距離3万5000km、約5カ月で世界一周
ソーラー・インパルス2は、現在、アラブ首長国連邦のアブダビで整備を行っている。3月の天候の良い日にアブダビを出発し、アラビア海、インド、ミャンマーと東回りに飛行し、約5ヶ月間、3万5000kmの世界一周飛行を経てアブダビに戻る予定である。

ミャンマーのスイス大使館・クリストフ・ビュルゲナー大使は
ソーラー・インパルス2がミャンマーに着陸することで、ミャンマーの政治や経済の面においてはもちろんのこと、ミャンマーの若い世代たちにも勇気と感動を与えることになるであろう。
(mitvNEWSより)
と述べた。

太陽エネルギーの飛行機 3月マンダレーに着陸

《ミャンマーニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  6. メルセデスベンツ、E220dなど4560台リコール…故障時に制御プログラムが機能しないおそれ
  7. ライズ女子、初マイカーで“高音質”を掴む! 父娘で辿り着いた最強ショップ[car audio newcomer]by car audio factory K-sound 後編
  8. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
  9. マツダ『ロードスター』35周年、歴代4モデルのピンバッジを先行販売…8月29日から
  10. VW、新型コンパクト電動SUVや『T-ROC』など4モデル発表へ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る