東武、鉢形駅を「水車小屋」に…記念イベントも開催

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リニューアル後の駅舎のイメージ。水車小屋をイメージしたデザインでまとめられた。
リニューアル後の駅舎のイメージ。水車小屋をイメージしたデザインでまとめられた。 全 2 枚 拡大写真

東武鉄道は東上本線鉢形駅(埼玉県寄居町)のリニューアルを記念し、小学生向けの事前応募制イベント「はちがた駅の未来に残そう、ボクらの名前」を3月28日に開催する。

鉢形駅は1925年7月10日、現在の東上本線の全通にあわせて開業。今年3月21日にリニューアルオープンする予定だ。新しい駅舎は、川の博物館(鉢形駅から徒歩20分)の水車小屋をイメージしたデザインで、外観は全面下見板張りの水車小屋風の外壁を表現。ロゴマークが付いた方形(ほうぎょう)屋根の棟部分が駅舎のシンボルになる。ロゴマークは川の博物館にある巨大な水車や周辺を流れる荒川、荒川に生息するカワセミをデザインした。

駅舎内は天井が高い待合スペースを設け、近隣施設の観光案内や展示スペースも設ける。このほか、随所にロゴマーク入りの暖簾(のれん)を設置することで「建物に温もりが感じられ、訪れてみたいと思われるような駅舎」になることを目指したという。

記念イベントの「はちがた駅の未来に残そう、ボクらの名前」は、3月28日の10時から11時45分まで鉢形駅で開催。新駅舎に使われる壁材(スギ)に焼印で名入れの体験をしてもらうほか、11時頃から行われるリニューアルセレモニーに鉢形駅長とともに参加する。イベント終了後は川の博物館に無料招待される。募集人数は小学生10人。申込みは東武の子供向けウェブサイト「TOBU BomBo Kids」の専用フォームで、3月10日まで受け付ける。

このほか、東武は8000系電車の81111号編成(セイジクリーム塗装車)と81107号編成(ツートンカラー塗装車)に、鉢形駅のロゴマークを模したヘッドマークを取り付けて運行している。掲出期間は5月7日までの予定。

《草町義和》

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