コーンズ・モータースは名古屋市千種区にフェラーリ専用のショールームをリニューアルオープン。その記者発表に際し、同社はフェラーリビジネスが堅調に推移していることを明らかにした。
コーンズ・モータース代表取締役社長の猿丸安人氏は、堅調の要因は3つあるとする。まずは現在のモデルラインナップだ。「『F12ベルリネッタ』、『458スペチアーレ』、『カリフォルニアT』などが多くのユーザーに受け入れられてきており、更にジュネーブショー15で発表された『488GTB』が導入されることにより、これからも新車の販売は非常に継続的に伸びていくと考えている」とコメント。
もうひとつは中古車ビジネスだ。「インポーター時代にはあまり力を入れてこなかったが、2012年にコーンズ・モータースとして営業を開始して以来、力を入れている」とし、「コーンズ・モータース全体で、超高級車マーケットシェアを大幅に伸ばしたい」と述べる。
3つ目は、お客様満足度の向上だ。猿丸氏によると、コーンズ・モータース発足以来独自の顧客満足度調査を行っているほか、社内教育や、セールスマンのトレーニングを実施しているという。
「現在フェラーリの購入ユーザーのうち50%以上が、いままでフェラーリに乗ったことがない新規顧客だ。そういった新しいユーザーにもフェラーリの世界観を少しでも堪能してもらい、また、十分に満足してもらえるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。