東洋ゴムの免震ゴム問題、国交省が他社の調査も実施へ

自動車 社会 行政
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像)
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、東洋ゴムが建築基準に不適合な免震ゴムを使用していた問題を受けて東洋ゴム以外の免震ゴムの調査を開始すると発表した。

東洋ゴムは、検知器基準法に基づく構造方法などの大臣認定に適合しない免震ゴムを販売していたほか、不正な申請書を提出し建築基準法に基づく性能評価・大臣認定を受けていたことが明らかになった。

国交省では、「大臣認定不適合や大臣認定不正取得は、国民の不信・不安を高めることにつながり、断じてあってはならない」と判断、既に大臣認定を受けている全ての免震ゴムについて調査を実施する。

調査は、既に大臣認定を受けている免震ゴムについて、大臣認定不適合や大臣認定不正取得の有無を確かめるのが目的で、調査では、性能評価に当たって提出した試験の記録調査や、担当者への聴取を含めた自社調査を要請する。4月20日までに報告書の提出を求めている。

国交省では、必要に応じて追加的な調査、ヒアリングを実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る