マレーシアの高所得国家入り「実現可能」…IMF首席副総裁

エマージング・マーケット 東南アジア
KLツインタワー
KLツインタワー 全 1 枚 拡大写真

マレーシアが2020年までに高所得国家入りを目指していることについて、国際通貨基金(IMF)のデヴィッド・リプトン首席副総裁は、目標達成に向けて順調に進んでいるとの考えを明らかにした。ザ・スターが伝えた。

マレーシアは2020年までに国民1人当たりの国内総生産(GDP)を1万5000米ドル(5万5695リンギ)とする目標を立てている。

東南アジア諸国連合(ASEAN)財務相会合に合わせて、中央銀行バンク・ネガラが主催した夕食会で、リプトン首席副総裁は、ASEAN加盟国が生活水準を高め、先進国の仲間入りをするためには改革が必要で、2040年にはマレーシアの所得レベルが英国の水準に近づくとの考えを明らかにした。

また、労働者の生産性の向上や技術、インフラ、教育、融資など様々な面でのギャップを解消する努力も必要だと述べた。また労働者のスキルアップや国内でイノベーションを進めることも重視するべきとの考えを示した。経済協力の面では、環太平洋経済連携協定(TPP)などの貿易協定が非関税障壁を取り去り、貿易を促進させることに役立つと述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  8. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る