GST課税対象外項目、医薬品など大幅追加 書籍、職業訓練コースなども…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシア政府は26日、物品・サービス税(GST)の課税対象外となる品目を追加すると発表した。追加されたのは、医薬品、医療サービス、書籍、職業訓練コース、住宅の管理費など。

様々な団体から国民への負担を懸念する声が上がったことから、品目の追加が認められた。

財務省が発表した声明によると、必要医薬品1,315の追加を認めた。これにより課税対象外となった医薬品数は、2,900から4,215に増加した。財務省は特定の疾患の医薬品を非課税項目とすることを保健省に提案する計画だ。

書籍に関しては、これまで参考書、辞書、テキスト、宗教に関する本、新聞などの書籍が対象となっていたが、今回学校で使用される全ての書籍が追加された。
教育コースでは、2006年国家技術開発法で認められているコースが非課税項目に追加された。

住宅に関しては、低、中価格の住宅の管理費とシンキングファンドが追加された。また区分所有権の所有者も免税のサービスが受けられるようになる見込みだ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  6. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  7. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  8. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  9. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  10. <新連載>[お金をかけずにサウンドアップ!]“ゼロ円”でできる簡単サウンドチューニング術を公開!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る