豊田通商と旭金属工業、マレーシアで航空機部品製造へ

エマージング・マーケット 東南アジア

豊田通商は27日、航空機部品製造の旭金属工業と航空機部品の表面処理加工を行う事業会社アサヒ・エアロ・マレーシアをセランゴール州に設立したと明らかにした。今年10月に生産を開始する。

AAMの資本金は183億6,000万リンギ(6億円)。豊田通商が49%、旭金属工業が51%出資する。従業員数は17名となる。

旭金属の航空機部品表面処理加工分野における長年の実績及び高い技術と、豊田通商のネットワークを生かし、現地部品メーカーの表面処理工程を担うことでアジアの航空機産業分野でバリューチェーンの構築を目指す。

豊田通商は、アサヒ・エアロ・マレーシアの表面処理加工を軸として、日本国内外の航空機部品製造メーカーと連携し、今後航空機部品の工程一括受注を目指すとともに、欧米等他地域での事業化検討を進めていく計画だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  6. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  7. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  8. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  9. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る