【ホンダ S660 発表】衝突時に跳ね上がる“巻き寿司ルーフ” 雨漏り防ぐ工夫も
自動車 ニューモデル
新型車

「万が一、キャビンの前後が変形するほどの衝突をした場合でも、ルーフが乗員側に入り込まないように、上に跳ね上がるような設計で組まれている」(同社)
キャビンの変形を抑える衝突対応も施されている。スポーティな低いノーズを実現させつつ、ノーズの高い位置に強固な「フロントホイールハウス・アッパーメンバー」を設定。このフェンダー直下のメンバーと、ドアロードパス(ドア上部の骨格)が一直線に結ばれることで、キャビンの変形を抑制するという。
また、『ビート』は、経年とともに雨漏りに悩まされるケースも多く見られたが、このS660には、ボディに密着させる工夫が施されている。前出のアルミダイキャスト製の骨格に、サイドロックが設けられ、ルーフの前後に配された金属製ワイヤーのケーブルに強いテンションをかけることで、確実にボディに密着させるという。
《レスポンス編集部》