【ホンダ S660 発表】衝突時に跳ね上がる“巻き寿司ルーフ” 雨漏り防ぐ工夫も

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダS660は、左右からクルクルと巻いてはずすタイプのロールトップが付く。ビートとは違う開閉方式を採用した
ホンダS660は、左右からクルクルと巻いてはずすタイプのロールトップが付く。ビートとは違う開閉方式を採用した 全 31 枚 拡大写真

ホンダ『S660』のルーフは、クルクルと巻くタイプの「ロールトップ」を採用。「女性ひとりでも着脱できる」とうたうが、これが意外と重い。左右両側にアルミダイキャスト製の骨格が組まれ、「頑丈につくったうえ、衝突時は上に跳ねるような設計にしたから」と同社はいう。

「万が一、キャビンの前後が変形するほどの衝突をした場合でも、ルーフが乗員側に入り込まないように、上に跳ね上がるような設計で組まれている」(同社)

キャビンの変形を抑える衝突対応も施されている。スポーティな低いノーズを実現させつつ、ノーズの高い位置に強固な「フロントホイールハウス・アッパーメンバー」を設定。このフェンダー直下のメンバーと、ドアロードパス(ドア上部の骨格)が一直線に結ばれることで、キャビンの変形を抑制するという。

また、『ビート』は、経年とともに雨漏りに悩まされるケースも多く見られたが、このS660には、ボディに密着させる工夫が施されている。前出のアルミダイキャスト製の骨格に、サイドロックが設けられ、ルーフの前後に配された金属製ワイヤーのケーブルに強いテンションをかけることで、確実にボディに密着させるという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る