ドイツの高級車メーカー、BMWは4月7日、中国で4月20日に開幕する上海モーターショー15において、『2シリーズ グランツアラー』をアジア初公開すると発表した。
2シリーズ グランツアラーは3月、ジュネーブモーターショー15でワールドプレミア。BMWは2014年春、ジュネーブモーターショー14において、BMWブランド初のFF車、そしてMPVの『2シリーズ アクティブツアラー』を発表した。2シリーズ グランツアラーは、同車の派生車種だ。
その特徴は、室内空間の拡大にある。2列シートで5名乗りのアクティブツアラーに対して、グランツアラーでは3列シートの7名乗りとした。トランク容量も、アクティブツアラーの645リットルから805リットルへ拡大。後席を折り畳めば、最大荷室長は1905mmに広がる。2列目シートは40対20対40の3分割式。ボタン操作で簡単に折り畳むことが可能。
2シリーズ グランツアラーのボディサイズは、全長4556mm、全幅1800mm、全高1608mm、ホイールベース2780mm。アクティブツアラーよりも全長はおよそ200mm長く、全高もおよそ60mm高いハイルーフデザイン。ホイールベースも110mm長い。それに伴い、後部ドアやリアゲートは専用設計された。
4月20日に開幕する上海モーターショー15では、この2シリーズ グランツアラーが、アジア初公開される予定。BMWは、「最大7名が乗車できる広さと多彩な機能性。セグメント初のプレミアムモデル」と説明している。