政府&経済改革プログラム「順調に推移」…マレーシア ナジブ首相

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マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
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政府改革プログラム(GTP)及び経済改革プログラム(ETP)に関する2014年度の報告が4月28日に発表され、ナジブ・ラザク首相は順調に進んでいることを強調した。

ナジブ首相は、マレーシアの国内総生産(GDP)が域内で最高水準にあり、2014年のGDP成長率6%は世界銀行の予想である5.7%を上回ったと指摘。また世界銀行がマレーシアのビジネス環境ランクを20位から18位に上げており、世界経済の状況に影響を受けていないと自信を示した。

またナジブ首相は、マレーシアはマレーシア航空(MAS)の相次ぐ事故など悲劇が重なった2014年を乗り越えることができ、政府は今後も安全で繁栄するマレーシアを作り上げることを保証すると述べた。また、GTP及びETPは順調に進んでおり、様々な人からのフィードバックを基に計画が立てられたことがポジティブな成果に繋がっていると述べた。

GTPの焦点である国家重点成果分野(NKRA)は▽国民の生活費上昇対策▽地方の開発推進▽公共交通機関の拡充▽低所得世帯の生活向上▽教育水準の向上▽犯罪減少▽汚職撲滅--の7分野となっている。

千田真理子

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