デリー水道局は水の不足エリアに対する供給を増やすため、供給の頻度を減らす代わりに時間を長くする新しいスケジュールを設定した。
新たなスケジュールは当分の間、これらの水不足エリアにのみ適用される。
水道局長は「ほとんどの家庭が汲み上げポンプを使用しているため、供給ラインの末端まで水が行き届いていない。
地下貯水池に近い家庭ほど得をしている。これに対処するため、我々はいくつかの地域でトライアルを行った。その中で供給の頻度を減らし時間を延長するという方法に至った」と明らかにした。
これまで水の供給は1日2回行っていたが、それだと地下貯水池が満タンにならず水圧が下がるため、貯水池に近い家庭には水が供給されるにも関わらず離れた地域には全く供給されないことがあった。
これを1日1回にすることで、同じ量の水が一度に供給できるようになった。そのためポンプでくみ上げた後にも貯水池に水が残され、末端の家庭にも行き届くようになったとタイムズオブインディアは伝えている。