【ホンダ S660 発表】伝統と新しさの「スーパーコントラストカラー」

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ホンダ S660
ホンダ S660 全 8 枚 拡大写真

ホンダ『S660』のカラーコンセプトは、“スーパーコントラストカラー”であるという。

【画像全8枚】

このコンセプトは、「コントラストの効いたカラーコーディネートであることと、ヘリテージとネオ。伝統と新しさが掛け合わさったデザインを目指している」とは、本田技術研究所四輪R&Dセンターデザイン室3スタジオの落合愛弓さんの弁。

ヘリテージとネオについて落合さんは、「これまでホンダを愛して来たユーザーが納得のいくカラーコーディネートであることと同時に、若い世代の、挑戦的、チャレンジ精神が伝わるラインナップにしたかった」と説明。

訴求色は“プレミアムスターホワイト・パール”だ。このカラーは2011年に東京モーターショーで発表した『EV-STER』や、2013年のコンセプトモデルとほぼ同じイメージのカラーで、「ホンダの新しいスポーツを象徴するようなイメージだ」と話す。

また、αにはブルー系の“プレミアムビーチブルー・パール”が用意された。このカラーは、「スポーツカーとしてはスタンダードといえるカラーであるとともに、新しくも感じられるカラーだ」と落合さん。そのイメージは若い人が着るファッションスポーツウエアのビビッドなイメージと、スーパーカーだという。「通った瞬間に二度見するような色にしたいと思い作ったカラーだ」と述べる。

「若いメンバーとカラーを考える中で、スーパーカーのようなビビッドなカラーを提案したい」という思いがあった。しかし、赤系や黄色系では、スポーツカーとしてのイメージが出来上がっており、大きくそのイメージから外れた色を作り難かった。そこで、「ブルーはあまりイメージが定着しておらず、遊びが効く色域だと考え、色々なトーンを作りながらトライした」と思いを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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