明石機械、トランスミッション工場を正式開業

エマージング・マーケット 東南アジア
ダイハツ/プロドゥア・アジア
ダイハツ/プロドゥア・アジア 全 1 枚 拡大写真

明石機械工業(本社・兵庫県加古郡)は16日、ネグリ・センビラン州セレンバンに近いセンダヤン工業団地内に建設したトランスミッション工場を正式開業した。

同工場は2014年3月に少量生産を開始し、同年8月に生産を拡大。今年に入ってフル稼働となった。年産量は20万ユニットで、これまでに18万ユニットを出荷した。

ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)乗用車向けの4速電子制御式オートマチック・トランスミッション(E-AT)と5速マニュアル・ギアボックスを生産している。製品の大部分をE-ATが占めており、マニュアル・ギアボックスは少数にとどまっている。

工場を運営するアカシ・キカイ・インダストリー(M)は、明石機械が51%、ダイハツが39%、プロドゥアが10%、それぞれ出資して2012年に設立された。工場の投資額は2億リンギ。

プロドゥアが昨年8月に発売した低燃費自動車(EEV)「アジア(Axia)」の累計予約台数は11万9,000台に達しており、今年5月末までにすでに7万5,300台を出荷した。今年は20万8,000台の乗用車生産を計画しており、開業早々明石機械のトランスミッション工場のフル回転が期待される。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  6. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  7. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  8. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  9. 赤いカーボンボディが光る、1000馬力オープン『ブラバス・ロケットGTC』発表
  10. 「日産デザインの勢い、スゴくない?」インフィニティの最上位SUVコンセプトに、SNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る