ゲリラ豪雨などでの通行止め時間、適正化へ…規制基準の見直しに向け試行

自動車 社会 行政
新しい通行規制基準の試行区間箇所図
新しい通行規制基準の試行区間箇所図 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、ゲリラ豪雨などによる災害捕捉率の向上と通行止め時間を適正化するため、6月中旬以降、新しい通行規制基準を試行すると発表した。

ゲリラ豪雨など、時間50mmを上回る降雨が、最近30年間で1.3倍に増加するなど、異常気象で雨の降り方が局地化、集中化している。

こうした気象の変化から、突然の大雨により土砂災害などが発生し、道路が通行止めになるなど、これまであまり見られなかった形態の災害が増えている。

国交省では、こうした気象や災害の変化に即応できるよう、直轄国道の一般道路18路線24区間で、新しい通行規制方法を試行する。

具体的には、雨の降り方の強さ(時間雨量)に対応した通行止め基準を設定し、災害捕捉率を向上する。過去の雨量データや災害履歴を踏まえ、連続雨量(累積雨量)の通行止め基準を最適化、トータルの通行止め時間を適正化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る