新潟で商談会、マレーシアのバイヤー招待 ジェトロが燕三条地域で

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

日本貿易振興機構(ジェトロ)は24日から28日までの日程で、マレーシアとシンガポールのバイヤーら11人を新潟県燕市及び三条市に招いて交流会や商談会を開催する。マレーシアの国営ベルナマ通信も招待された。

燕市と三条市は地域・社会全体の活性化を図っており、今回のイベントは地域貢献プロジェクトの一環。

25日の展示会では包丁メーカー、タダフサがマレーシアやシンガポール市場への輸出開始に向けてアピールした。また、理美容ハサミの製造を手掛ける山村製作所は、現在はシンガポールのエージェントを通じて販売しているが、今後は支店を設立し販売後のサービスの充実を図る計画だと明らかにした。

ジェトロは燕三条地域の関係機関と連携し、「デザイン」を切り口に東南アジアや欧州の人々に地場のキッチンツール、工芸品、日用品などに触れてもらい、3年計画で、現地ショップとの共同開発、学生との人材交流、燕三条製品のファン作り、輸出の拡大など、多角的なビジネス交流を生み出すことを目指す。

今年7月から12月にかけては課題の抽出や解決に向けた勉強会の開催、3月には燕三条産業振興センターが出店する、シンガポールにおける展示会「メゾン・エ・オブジェ・アジア」に関するバイヤー集めなどの商談支援を行う。商談支援やフォローアップは燕三条地場産業振興センターのシンガポール事務所とジェトロが協力して実施する。

2017年にはジェトロのサービスや専門家の知見を動員し、個別企業ごとのサクセスストーリーを作成する計画だ。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  5. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
  6. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
  7. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  8. スープラ生産終了記念、富士スピードウェイホテルで歴代6車種試乗イベント開催…2026年2月1-2日
  9. 大阪市内最大の物流施設着工、延床面積21万平方m超で危険物倉庫も併設…佐川急便らが入居へ
  10. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る