窮地のナジブ首相、野党などが「休職」要求 特別調査班が6つの口座を凍結…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

野党連合所属の国会議員と44の非政府組織(NGO)からなる150人 あまりが国会前に集まり、ナジブ氏に対して捜査が終わるまで休職するよう求めた。

米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ) 紙が「ナジブ・ラザク首相の個人口座に1MDBの資金約7億米ドル(26億リンギ)が流れ た」と報じた問題で、マハ ティール・モハマド元首相も、ナジブ氏批判を強めており、ナジブ氏に対する包囲網が日に 日にせばまっている。

特別調査チームを率いる中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル・アジズ総裁、アブ ドル・ガニ司法長官、カリド・アブ・バカル警察長官、汚職摘発委員会(MACC)のアブ・カ シム・モハメド議長の4人は連名で、WSJが指摘した問題の6つの口座を6日付けで凍結し たと発表。事件に関係する銀行2行から17の口座に関する複数の文書を押収したことも明ら かにした。警察は 8 日、1MDBのオフィスの捜索を行なった。

野党連合・人民同盟(PR)構成党、人民正義党(PKR)のワン・アジザ党首は、特別国会 を召集しナジブ氏に対する喚問を行なうべきだと主張した。

ナジブ擁護派のアニファ・アマン外相に国を辱めたと批判されたマハティール・モハマド 元首相も、「国を辱めたのはナジブ氏と彼が作った1MDBだ」と反論。金が振り込まれたとい う口座を開示すべきだと述べた。WSJは、2013年3月、2014年12月、2015年2月に作成されたとされる文書を公開している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. 三菱『パジェロ』新型のデザインはこうなる! 公式発表は2026年秋予定
  4. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  5. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ、本体のみなら約16万円で買える
  6. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  7. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
  8. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  9. モデリスタ、トヨタ『ハイエース』向け新アイテム2点追加…デッキラックボードとスピーカーセット発売
  10. メルセデスベンツ『GLC』新型、独ブレーメン工場で量産開始…発売3か月の受注が電動車史上最多に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  2. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
  3. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
  4. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  5. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
ランキングをもっと見る