日本精機、アウディからヘッドアップディスプレイを受注

自動車 ビジネス 企業動向
日本精機(webサイト)
日本精機(webサイト) 全 1 枚 拡大写真

日本精機は、オランダにある連結子会社で、欧州で四輪、二輪車用計器の販売を手掛けるニッポンセイキ・ヨーロッパがアウディにヘッドアップディスプレイの納入を開始したと発表した。

日本精機グループは、アウディと自動車用メーターで1990年頃から取引実績を持つが、ヘッドアップディスプレイでは今回が初めて。

今回、納入開始したヘッドアップディスプレイは、スロバキアのフォルクスワーゲン工場で生産されるアウディの大型SUV『Q7』に搭載される。今後、アウディの他車種へも順次搭載される予定。

ヘッドアップディスプレイは、ドライバーが前方視線のまま、フロントガラスに映し出された車速や警告、ナビゲーション表示など、さまざまな情報を確実に確認できるシステムで、安心と安全運転をサポートするシステムとして急速に普及している。

アウディQ7に搭載されるヘッドアップディスプレイは、車両のフロントガラスに投影するウィンドシールドタイプのヘッドアップディスプレイで、TFT液晶を搭載、表示色はフルカラーで運転者の視点から約2~3メートルの距離に表示される。光源には高輝度LEDを採用しており、表示画像が見えにくくなる太陽光の下でも鮮明な画像で表示される。

日本精機では、生産拠点についても能力拡大を進めており、2013年から国内では広島、海外では北米で現地生産している。今後、新潟、広島、北米の3拠点で生産能力の拡大や、他地域での生産についても検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産車ベースで27年ぶり復活!? ホンダ『ホライゾン』、協業の進展は
  2. 「歴史は繰り返す」日産自動車、横浜の本社ビルも売却検討[新聞ウォッチ]
  3. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. フィアットの「新パンダ」に日本のファンも反応!「めっちゃかわいい」「出たら買っちゃう」日本導入は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  2. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  5. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る