上半期のマレーシア人訪日者、14.9%増で過去最高に

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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日本政府観光局(JNTO)が発表した上半期の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年同期比14.9%増の13万3600人となり、過去最高を記録した。

6月単月では、前年同月比8.6%増の1万8500人となり、単月として過去最高を記録した。

JNTOによると、マレーシアでは、4月より物品・サービス税(GST)が導入されたことやリンギ安が消費意欲に歯止めをかけており、マレーシア発のアウトバウンドが対前年度割れする中でも、訪日は対前年度比増となっている。また堅調な国内経済を反映し、企業の報酬旅行が多く開催された。7月は近年認知が高まっている北海道のラベンダーツアーがシーズンを迎えるため、それに伴う旅行需要の拡大が見込まれている。

一方、上半期の訪日外客数は913万9900人となり、前年比で46.0%の増加となった。これまでの過去最高だった2014年の625万8543人を288万人ほど上回り最高記録を更新した。

広瀬やよい

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