NEDO、馬プトラジャヤで電気バス実証試験を実施へ

エマージング・マーケット 東南アジア

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は22日、プトラジャヤ市と電気(EV)バスによるスマートコミュニティの実証及び普及に向けた協力で合意、基本協定書(MOU)を締結したと発表した。

2015年度から2年間、プトラジャヤ市において日本の蓄電地及び充電技術を活用したEVバスの導入、実証を行う。プトラジャヤ市の都市交通システムのスマート化を図るとともに都市交通パッケージ事業の広域展開を図る。長寿命で超急速充電が可能な二次電池搭載の大型EVバス11台、超急速充電器等を用いる。

東芝、ピューズ、ハセテック、オリエンタルコンサルタンツグローバルの4社と、マレーシアのバス運行会社、プトラジャヤ・バス(PAPSB)が実施する。蓄電池の熱帯地域における動作実証を共同で行うとともに、EVバスの走行能力、車両法規、道路法規、熱帯環境への適応性、システムの有用性を実証する。

日本の技術を活用し、現地企業とも連携し、本事業をショーケース化することで、マレーシアがアセアンのEVハブとなることに貢献し、日本の技術の国際展開を目指す。

伊藤 祐介

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