三井物産、イスカンダルで賃貸用工場の開発事業…ヌサジャヤテックと合弁

エマージング・マーケット 東南アジア
イスカンダル・マレーシアロゴ
イスカンダル・マレーシアロゴ 全 1 枚 拡大写真

三井物産(本社・東京)は28日、ヌサジャヤ・テック・パーク社とジョホール州南部開発地域のイスカンダル・マレーシアのヌサジャヤ地区で賃貸用倉庫・工場事業に関する合弁契約を締結したと発表した。

合弁会社の出資比率は、三井物産が49%、ヌサジャヤ・テック・パークが51%となる。日系の製造業を中心とした顧客を誘致し、ヌサジャヤ・テック・パーク内の7区画を開発する。企業誘致活動が順調に進んだ場合は、事業開始後4年の完工が見込まれている。完工後4、5年を目処にシンガポールやマレーシア市場における不動産投資信託(REIT)などを通じた証券化も視野に入れた事業を展開していく。

三井物産は本事業を通じて、今後見込まれる日系製造業などのイスカンダル地区への移転に向けた不動産ソリューションの提供を目指す。これまで培ってきた産業系施設開発・テナントシーリング・金融事業の知見を活用するとともに、産業誘致、雇用創出によりメディニ地区でオフィスビルや住宅等の商業開発を行うスマート開発事業とのシナジーを追求していく方針だ。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  6. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  7. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
  8. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  9. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  10. 新型『RAV4』のボディアンダーカバー、廃車由来プラスチック100%使用…国内初
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る