名古屋市営地下鉄5000形の引退記念グッズを販売…8月30日

鉄道 行政

名古屋市交通局は、8月30日限りで引退する東山線の5000形を記念したグッズ販売を藤が丘駅のリニモス広場で行う。

5000形は、東山線初の冷房付き車両として1980年7月1日から営業運行を開始。チョッパ制御の採用により、冷房を使用しても従来車より電力を低減。外観は無塗装のアルミ車体を採用していたが、従来の「黄電」のイメージを受け継いで、窓下にウィンザーイエローの帯が入れられた。最盛期には23編成138両が運用されていたが、5101編成を皮切りに2003年度末から廃車が始まり、2007年からN1000形が登場すると、同形が増備されるごとに廃車が進み、一部の車両はアルゼンチンへ譲渡されている。最後の編成となったのは1984年に投入された5114編成で、今年7月14日から引退記念の装飾が施されていた。

引退記念のグッズ販売は10時から13時まで行われ、マナカチャージ券(1000円)、引退記念マフラータオル(1000円・100枚限定)のほか、携帯ストラップ、携帯クリーナー、ボールペンといったグッズが用意される。マナカチャージ券の購入者には5000形車両ヘッドマーク付き写真がプレゼントされる。なお、状況によっては整理券が配布され、購入数が制限される場合がある。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る