コンチネンタル、ドイツ政府の高度自動運転プログラムを主導

自動車 ビジネス 海外マーケット
コンチネンタルの高度な運転支援システム(イメージ)
コンチネンタルの高度な運転支援システム(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツの コンチネンタルは8月18日、ドイツ政府の高度自動運転プログラムにおいて、主導的役割を果たしていると発表した。

この高度自動運転プログラムは、「Ko-HAF協調型高度自動運転」と呼ばれるもの。ドイツ政府の経済エネルギー省が立ち上げた共同研究プロジェクトで、コンチネンタルは参加16社の調整役を務めている。

研究の目的は、高速での高度な自動運転を実現すること。ドライバーは、高度自動運転中は常にシステムを監視せずに済み、その代わり一定の期間、車に運転作業を引き継がせる。コンチネンタルによると、ドライバーはその空いた時間に、例えば電子メールの読み書きができるようになるという。

プロジェクトは、6月に始動。Ko-HAFの総予算は3630万ユーロ。このプロジェクトは、2018年11月まで継続される予定。

コンチネンタルのシャシー&セーフティー部門アドバンストエンジニアリング部の高度運転支援システムおよびオートメーションの責任者で、Ko-HAFプロジェクトのコーディネーターを務めるステファン・ルーク氏は、「この研究の取り組みによって、最も重要な最高レベルの道路の安全性を確保しつつ、自動運転の実現に向けて大きく前進できる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る