フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは9月1日、改良新型『イビーサ・クプラ』の概要を明らかにした。実車は9月15日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー15で初公開される。
現行イビーサ・クプラ2012年後半、欧州で発表。セアトのコンパクトハッチバック、『イビーサ』の高性能モデルが、「クプラ」。現行イビーサ・クプラが、デビューから3年を経て、初の大幅改良を受けた。
外観は、新デザインのヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトを採用。テールランプも新しい。足元は、専用の17インチアルミホイールで引き締める。
室内は、ステアリングホイールを新型『レオン』と共通デザインに変更。ダッシュボードや空調、インフォテインメントシステムなどが一新された。
エンジンは、1.4「TSI」を1.8TSIに置き換え。直噴1.8リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力192ps、最大トルク32.6kgmを発生。0-100km/h加速6.7秒、最高速235km/hの性能を実現している。