首都圏の水道事業再編、基本契約が発効…PAABに40年間資産リース マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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セランゴール州とクアラルンプール(KL)、プトラジャヤの水道事業の再編に関する4件の契約が8日、プングルサン・アセット・アイル(PAAB)とアイル・セランゴールの間で締結されたと、ザ・スターらが報じた。

締結されたのは設備やリース、利用権及び和解契約。本契約が、昨年9月12日に連邦政府とセランゴール州政府により締結された基本契約の発効の条件となっていた。これを受け、基本契約が9日付けで発効した。基本契約により、プングルサン・アイル・セランゴール(アイル・セランゴール)がプチャンク・ニアガ(M)(PNSB)及びシャリカ・ブカラン・アイル・セランゴール(SYABAS)の買収手続きを2週間以内に完了させることになる。

基本契約に基づき、州内の水道供給サービスや浄水場のメンテナンス事業を担当するアイル・セランゴールが設立され、これまでシャリカ・ブカラン・アイル・セランゴール(SYABAS)、PNSB、コンソーシアム・アッバス(Abass)、コンソーシアム・アイル・セランゴール(KASB)の4社が管理していた水道事業を一括で管理することになっていた。

セランゴール州政府は水道資産をPAABにリースホールドで40年間、委託することになる。

契約締結に臨席したマキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術水相は、今回の契約締結によりアイル・セランゴールがセランゴールの水道資産を取得し、セランゴールとKL、プトラジャヤにおける適切な水道サービスの提供に繋がると述べた。

千田真理子

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