リンギ回復には国内問題の解決が必要=中銀総裁「マレーシア固有の問題ではない」

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル総裁は英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」との単独会見に応じ、リンギ安や経済低迷、それへの対応など幅広い質問に答えた。

リンギ安について、世界で120余りの通貨が対米ドル相場で下落していることを指摘。「マレーシアに固有の問題ではない」とした。しかしリンギはほかの通貨より下落幅が大きく、国内問題が相場に影響しているため、問題の解決が必要だとの認識を示した。世界経済の不安も、根本原因が解決されない限り続くという。
ゼティ総裁は、個人、企業、また国家にとり今は困難な時と指摘。「現在は調整が必要な時期と、すべてのマレーシア人が認識する必要がある」と非常時にあることを強調した。

小栗 茂

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