マレーシア、来年度の予算規模は3.4%縮小…TA証券が予想

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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TAセキュリティーズは、来年2016年予算案に関して財政規模が今年度(今年1月に修正)を3.4%下回る2565億リンギの緊縮予算になると予測した。

財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は3.1%に抑制する見通し。今年度(2015年度)予算では財政赤字は3.2%と見込まれている。

TAセキュリティーズによると、来年度予算では経常支出は1.33%マイナスの2150億リンギ(今年度は2179億リンギ)、開発支出は12.37%マイナスの425億リンギ(今年度は485億リンギ)となる見通し。また来年度の政府歳入は2200億リンギの見通しで、今年度の2214億リンギを下回ると予想されるという。

TAセキュリティーズは、来年度予算案が経済成長下支えや歳入強化、財政持続性が主要テーマとなると予想した。

伊藤 祐介

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