【サウンドチューニング・マニュアル】イコライザー編パート2…「バンド」について

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ダイヤトーン・サウンドナビ NR-MZ100
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カーオーディオにおいて、“サウンドチューニング”はキモであり、楽しむべきポイントでもある。この連載で、そのすべてをお伝えしていきたいと考えている。今月は「イコライザー」をテーマに、これが何なのか、どう楽しむべきなのかを解説していく。

先週は、「イコライザー」とは何であるかについて解説した。「イコライザー」とは、音作りをするためのものであり、周波数特性の乱れを補正するためのものであること、さらに、“Hi-Fiカーオーディオ”の世界では、“補正”のために使われることがほとんどであることを、説明させていただいた。

今週はもう1歩踏み込む。お題は、「バンド」。この言葉にまつわるあれこれを解説しながら、「イコライザー」についての理解をさらに深めていただこうと思う。

まずは、ご自身の愛車に積まれているカーオーディオやAV一体型ナビの「イコライザー」を確認していただきたい。何バンドのタイプになっているだろうか。中には「イコライザー」が搭載されていない機種もあるはずだ。その場合は「トーンコントロール」という機能を探してほしい。これも一種の「イコライザー」だ。「バス・トレブル」となっていたら2バンドタイプ、「バス・ミッド・トレブル」となっていれば3バンドタイプの「イコライザー」と、それぞれ言い換えることができる。

それよりも高機能なタイプになると、5バンドとか、7バンドというようにバンド数が増えてくる。もっと増えて、10バンド、13バンドのものもある。このくらいあるならば、そのユニットはハイグレードモデルであると言っていい。

ところで、人間の耳の可聴帯域は、20Hzから20KHzと言われている(加齢とともに高域の感度が落ちていくのだが…)。これは音階でいうと、10オクターブ分の広さだ。

10オクターブもあるのに、それを2バンドとか3バンドでコントロールしようとするのは結構無理がある。というわけで、バンド数が少ないタイプの「イコライザー」は、“補正”のための機能というよりも、“音作り”のための機能、という色彩が濃い。

対して、10バンドタイプとなると、ちょうど1オクターブ刻み、13バンドタイプで約3/4オクターブ刻み、ということになる。このくらいのバンド数があれば、“周波数特性の補正”という観点で使ってみても、ある程度の力を発揮してくれる。

ちなみに、“Hi-Fiカーオーディオ”では、30、もしくは31バンドタイプが相場だ。これで大体、1/3オクターブ刻み。詳細な“補正”をしようとするならこのくらいが必要、というわけだ。

さて次週からは、使い方のコツを解説していく。バンド数が少ないとき、多いとき、それぞれにおけるポイントをご紹介していこうと思う。積極的に「イコライザー」を触ってみると、カーオーディオはもっと楽しくなる。次週もお読み逃しなく。

【サウンドチューニング・マニュアル】「イコライザー」編 Part.2 「バンド」について

《太田祥三》

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